これまで、時代の変革期には素晴らしい美が数多く生まれてきました。
私はそれらの美に憧れ、とりわけ桃山時代や李朝の作品に魅せられ続けています。
私にとって古典のエネルギーを受け作陶することは、いわば画家で云うところのデッサンという感覚なのです。
古典を咀嚼するという時間を経ていまに生み出された私の作品が、ひとりでもどなたかの心を揺さぶることが出来れば、この上ない喜びです。

内村慎太郎

おしらせ

作品

プロフィール

内村慎太郎
1975年 鹿児島県霧島山麓湧水町に生まれる
1995年 国立鹿児島工業高等専門学校卒業後、橋梁設計の仕事に従事するが、古陶に心惹かれやきものの道に入る
2002年 福岡県糸島市に工房を開く
曹源窯小島直喜氏に師事
2008年 工房を移し、山居窯開窯
2018年 野村美術館にて個展
2019年 田部美術館「茶の湯の造形展」入選
2020年 「現代茶陶展」、「美濃茶盌展」入選

その他、全国百貨店等にて個展開催